膀胱炎は痛みも伴う病気。

排尿時に痛みを伴うことが多い

膀胱炎になった場合、痛みを伴うことがあります。

どのようなときに痛みが出るのかというと、排尿時に出るのが一般的です。

特に朝は膀胱に尿がたくさん溜まっていることが多く、より痛みが強く出る人もいます。

もし昼間や夜に用を足したときには痛みを感じなくても、朝起きたときに痛みを伴っていた場合には、膀胱炎を疑った方がよいでしょう。

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朝だけ特に辛い膀胱炎

無理をしないことが最大の予防方法

膀胱炎の特徴として、排尿をするときに痛みを生じることがあります。

そのため、つい尿を我慢してしまう人もいるでしょうが、これは逆効果です。

仕事が忙しくてトイレに行く暇がないこともあるでしょうが、無理に我慢するのが膀胱炎を発症してしまう理由の1でもあります。

尿意が出たらできるだけ早い段階でトイレに行き、しっかりと排尿しておくことが1番の予防方法です。

特に朝起きたときには尿が大量に溜まっていることが多いので、すぐに排出するのが望ましいと言えるでしょう。

しかし、大量に溜まっている尿を排出する場合、出し切るまでに時間もかかりますし、勢いよく出るのでより痛みが強く出ることもあるのです。

中には寝る前は症状があまり出なかったけれど、朝起きて用を足したら痛みが強くなっていたということもあります。

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赤ちゃんが発症する膀胱炎

赤ちゃんでも膀胱炎になることがある

膀胱炎という病気を聞いたことがある人も多いでしょうが、実は赤ちゃんでも膀胱炎になることはあります。
なぜ赤ちゃんが膀胱炎になるのかというと、主な原因は尿路感染です。

尿路感染というのは、尿道口から膀胱に細菌が移ることで発症する病気のことなのですが、男の子に比べて女の子は尿道口から膀胱までの距離が短くなっています。
そのため、女の子の方が膀胱炎を発症しやすいのです。

赤ちゃんは抵抗力が弱いので、膀胱炎を発症しているのにそのまま放置してしまうと腎臓まで細菌が侵入し、腎盂腎炎になる可能性もあるでしょう。
赤ちゃんはおしめをするのが普通ですが、昔に比べて蒸れにくい素材になっているとは言っても、長時間排出物を放置するわけですから、あまり衛生的ではありません。

おしめを定期的に取り換えるだけではなく、肛門や尿道口を常に清潔な状態にしておくことが、膀胱炎の予防にもなるのです。
赤ちゃん自身で注意することはできないので、親がしっかりと対策を練るようにしましょう。

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膀胱炎になったら水分補給と消毒が必要?

膀胱炎になったら水分補給を

膀胱炎は、頻尿・排尿時や排尿終の痛み・残尿感などの症状が見られる病気で、その他尿の濁りや血尿が見られることもあります。

原因となる細菌のほとんどが大腸菌で、女性は腸内細菌が肛門から膣に侵入して、膣で繁殖した菌が尿道から膀胱に侵入して膀胱に炎症を起こすのです。

女性は肛門や膣が尿道口の側にありますし、尿道が約4cm程度と男性と比較して極端に短いため、菌が侵入して膀胱まで到達しやすい構造になっているからで、これが女性に多い病気になる理由と言えます。

また、閉経前の女性は膣の常在菌が膣内を強い酸性に保って、本来は有害な菌が繁殖しないように守っていますが、性行為などで大腸菌が繁殖すると発症しやすくなるのです。

一方閉経後の女性は膣内の常在菌が少なくなるため、膀胱炎を繰り返しやすい状況になっています。

それから、夏は汗をかいて水分補給を怠ると脱水傾向になりやすく、尿量が減って細菌を洗い流しにくいので、冬よりも膀胱炎を起こしやすいのです。

では膀胱炎になった場合にはどうすれば良いのかというと、まずは尿で膀胱を消毒するイメージで水分補給して、こまめにトイレで排尿しきれいに洗い流しましょう。

しかし症状が半日以上継続する時は泌尿器科を受診して、診察や尿検査などの検査を受けて治療をしてもらうと良いです。

治療としては、細菌を殺す抗生物質を処方されるので、処方された薬を最後まで服用しましょう。

数日で症状はなくなりますが、服薬をやめてしまうと細菌が綺麗に消毒されずに再発することもあるので、処方された分はしっかり服用することが大事です。

それから細菌は抗生物質で消毒できますが、炎症を治すには自分の免疫力も大事なので、体調にも十分注意して基礎体力を保ちましょう。

清潔を保つことも大切

原因が細菌の侵入ですから清潔を保つことも大切で、長時間生理用ナプキンやおりものシートをつけっぱなしにしないで替えると良いです。

また膀胱が細菌に感染している状態ということで、普段よりきれいに消毒したいと気持ちが働きますが、温水洗浄便座で強い水流により洗ったり、ゴシゴシ拭いたりするのはやめましょう。

それから排便時と生理中に温水洗浄便座を使用することが多いでしょうが、排尿時にも使うという方は少ないです。

ただ排尿時にも神経質になって温水洗浄便座を使うこともありますが、尿道口を狙って尿道の中まで消毒するような使い方は絶対にやめましょう。

これらは膀胱炎になった時に限ったことではなくて、普段から心がけることが大事です。

尿意を我慢する水分摂取が少ないと膀胱炎になる?

女性に多い膀胱炎の症状と治療

特に原因になる病気がなくて、大腸菌などの細菌が尿道から侵入し感染して、膀胱の中で細菌が繁殖することにより、膀胱の粘膜に炎症を起こすのが膀胱炎です。

女性は男性と比較して尿道が短くて、そのため膀胱まで細菌が簡単に到達してしまうので、膀胱炎は圧倒的に女性に多くみられます。

通常は排尿により細菌は膀胱の外へ洗い出されますが、尿意を我慢したり体調が悪かったりすると、膀胱の中で細菌が繁殖して発症してしまうのです。

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単純性膀胱炎の患者の性別比を見ると

単純性膀胱炎はどんな病気?

排尿痛・頻尿・尿意切迫感・残尿感・下腹部痛・尿の混濁が一般的な症状としてみられる病気が膀胱炎で、血尿が出ることもありますが発熱は見られても軽度です。
尿路感染症の一種で細菌により発症するものが多くて、単純性膀胱炎と複雑性膀胱炎に分類されています。
単純性膀胱炎は20~40代の性的活動期の女性に多く発症しますし、閉経後の女性も女性ホルモン低下で、膣の常在菌の乳酸菌が減少して直腸内の細菌が侵入しやすくなるので罹患する傾向が強いです。
原因菌としては、グラム陰性桿菌である大腸菌が約70%を占めていて、プロテウス菌・肺炎桿菌・腸球菌などもあります。

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泌尿器科で行われる検査

泌尿器科での検査

膀胱炎になったときなど泌尿器科の受診が勧められますが、こちらではどんな検査が行われるのか、初めて泌尿器科に行く方など特に不安ですよね。
行われている検査はいろいろなものがありますが、ほかの診察科でも受けたりする手軽な検査も多くあります。
病気の種類によってはそのような手軽な検査のみとなる場合もありますから、気軽に受診してみるといいでしょう。

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尿道からの細菌の侵入

尿道からの細菌の侵入

膀胱炎は膀胱で細菌が繁殖するとなる病気なのですが、その細菌は尿道から侵入してきている場合があります。
女性が膀胱炎になりやすいのは、この尿道が非常に短く、比較的簡単に細菌が膀胱まで侵入するためです。
体の構造からどうしても仕方ないことなのですが、膀胱炎をなるべく避けるためには尿道から細菌が侵入しないように注意することが大事です。

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泌尿器科での保険治療

泌尿器科での保険治療

膀胱炎になったときの対応として、泌尿器科での保険治療などおすすめです。
まず泌尿器科についてご紹介しておきましょう。
これは特殊な病院ではなく、泌尿器で起こる病気や困っている症状などの治療をしている病院です。
内科や耳鼻科などと同じく保険治療をしている病院も多く、治療すべき症状や病気で困っている方なら予約なしで利用できる場合も多いですよ。
泌尿器科という名前では具体的にどこを診ているのかわかりづらいかもしれませんが、腎臓、膀胱、尿道、男性の生殖器といった部位を診ている病院です。
男性の生殖器を診ていることから男性専用の病院と思われることもあるようですが、特に利用者の性別に制限はありません。
腎臓、膀胱、尿道は男女どちらにもある臓器で、これらに異常が起こることもあります。
そのときはどこの病院に行くのかというと、このときに泌尿器科を選ぶといいのですね。

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泌尿器科への通院

膀胱炎で通院は必要?

膀胱炎かなと思う症状が出ている場合、泌尿器科などを受診することになりますが、通院が必要になる場合もあります。
なぜ通院が必要なのかというと、一回の薬の処方ですぐに病気が治るとは限らないためです。
膀胱炎の症状で泌尿器科などを最初に受診したとき、尿検査など必要な検査を行って膀胱炎かどうかの診断が行われます。
初診ですぐに診断が出て抗生物質を処方されることもありますが、菌の種類を正確に調べる検査の結果を待ってからの治療開始となる場合もあります。
治療開始までに通院が必要になる場合もありますから注意してください。
そして治療開始となり、抗生物質が処方されたあとも通院が必要になる場合があります。
抗生物質が必ず効くとは限らないためです。

この薬はどんな種類の菌にも必ず効くのではなく、薬の種類ごとに効く細菌と、効かない細菌とがあるのです。
増殖している細菌の種類と、処方された抗生物質の種類とがかみ合っていない場合、膀胱炎の原因となっている細菌を除去できず、症状が治らないのです。
また、最近では薬の種類は合っているものの、抗生物質が効かないというケースも出てきています。
細菌が薬に抵抗力をつけている、いわゆる耐性菌が現れ始めており、適切な抗生物質を処方されているものの、効果が薄いというケースもないわけではありません。
このように病院で薬を出されれば必ず効くというものではないため、膀胱炎の診察を受けた泌尿器科には少し通院が必要な場合もあるのです。
また、完治したかを確かめるために再度の受診を指示されることもありますから、ある程度の通院は想定しておきましょう。

通院しやすい泌尿器科を選ぼう

膀胱炎を診てもらう泌尿器科にはある程度の通院が必要な可能性もありますから、利用しやすい泌尿器科を選ぶといいです。
単純にアクセスがいい病院がよければ、駅の近くにある病院などおすすめです。
東京など各エリアの主要駅のすぐ近くに膀胱炎を診られる泌尿器科が見つかることも比較的多いです。
そのような駅近の泌尿器科を選ぶと、多少の通院が必要になっても通いやすく、負担も軽くなります。
泌尿器科は男性の病院というイメージがあり、女性は行きづらいと思うなら、複数の診察科に対応できる病院の泌尿器科を選ぶという方法もあります。
初診でも利用しやすい中小の個人病院にも、複数の診察科に対応できる病院があります。
そちらの泌尿器科を使えば、そちらに通院しているだけでは何科を利用しているのかわかりにくくなり、女性でも気軽に利用できるでしょう。