膀胱炎の治療費用の相場とは

膀胱炎に関わらず、病気をした時に気になるのが治療費用です。
保険証を持っていくのは大前提です。
保険証を持っていないと、10割負担になってしまうので数千円で済む費用も数万円に変わってしまいます。
後から払い戻されるとはいえ、一度に数万円を支払い、後から手続きをして払い戻してもらうというのは手間がかかります。
そのため、病院に通う時は保険証を忘れないようにしましょう。

基本的に膀胱炎の治療費用は診察料と尿検査、処方箋代で3000円ほどと言われています。
薬の処方があれば、更に2500円ほど増えるので、5000円前後の費用がかかると覚えておきましょう。
ただし、これは検査が尿検査のみだった場合の費用です。
病院によっては尿検査だけではなく、血液検査をすることもあるので、その場合は血液検査の費用も加算されるので気をつけてください。
あくまでもこちらで紹介した金額は目安であることを覚えておきましょう。

そして、この費用は受診科によっても変動があります。
一般的に膀胱炎の症状が出たら、内科、泌尿器科、婦人科を受診する人が多いでしょう。
女性であれば、婦人科の方がいいかもしれません。
婦人科であれば、炎症状態や粘膜の様子を確認するための内診があります。
内診は恥ずかしいと感じる人もいるかもしれませんが、再発を繰り返す人などは原因を調べて改善のアドバイスを受けられます。
そのため、一般的な膀胱炎治療の費用より若干高くなる可能性もあることは覚えておきましょう。
検査や診察内容が異なれば、それだけ費用も変わってきます。

基本的に受診科は泌尿器科で問題ありません。
膀胱炎になった場合、泌尿器科が専門知識を持っているので行きやすい科でもあります。
泌尿器科は内診などの検査はなく、尿検査や血液検査で判断します。
女性で婦人科の内診に抵抗がある場合は、泌尿器科の一般検査を受けるのが一番かもしれません。
膀胱炎で一番怖いのは放置です。
我慢できる痛み、症状だからと言って放置する人が多いのですが治療に苦しむ人も少なくありません。
そうならないためにも、しっかり治療をしておきましょう。

費用について心配な人は病院に行く前に電話をして大体の費用目安を聞いてみてもいいかもしれません。
費用相場はあっても、病院によって異なってくるので確実とは言えません。
しかし、通う病院に電話で費用のことを聞くことで、費用面の心配がなくなります。
持っていくお金も計算しやすいので、不安な人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。