膀胱炎に予防方法はあるのか

膀胱炎は比較的起こりやすい病気です。
身体の構造上、女性に多い傾向があり、何度も再発をしている人もいるのではないでしょうか。
膀胱炎はなりやすいのですが、決して予防方法がないわけではありません。
膀胱炎にならないための鉄則として、細菌を侵入させないこと、細菌を繁殖させないこと、このふたつを守りましょう。

細菌を侵入させない方法として、ナプキンやおりものシートはこまめに取り換えるというものがあります。
これは清潔に保つことで細菌の侵入を防ぐのです。
他にも排便後は前から後ろに拭くことで、大腸菌などが侵入しません。
後ろから前に拭いた場合、大腸菌が侵入してしまい、その結果膀胱炎を招くことになりかねないので気をつけましょう。
更に、トイレに行きたくなったら我慢せずに行くというのも膀胱炎の予防方法です。
当たり前のようなことばかりですが、意外と当たり前のことが出来ていないため、細菌感染から膀胱炎を引き起こす人が多いのです。

その他に細菌を繁殖させない方法として、食事や睡眠など生活リズムに気をつけるというものがあります。
膀胱炎は細菌感染によるものが原因であることがほとんどですが、ストレスや疲労による体力、免疫力低下によって膀胱炎を引き起こすこともあるのです。
軽い運動やお風呂などで軽く身体を温め、水分をしっかり摂ることで膀胱炎のリスクを軽減することが出来ます。

疲れていると自分で気づくほどであれば、しっかりと休息を取りましょう。
夏場などは、エアコンを使う頻度も高くなり、エアコンや冷たい飲み物や食べ物のせいで冷え性になる女性もいます。
冷え性も膀胱炎の原因のひとつなので、エアコンをまったく使わないと熱中症になるので、身体が冷えないように上着を羽織る、ひざ掛けを使うなど、身体が冷えない工夫をしていきましょう。

自分の身体のケアを出来るのは、自分だけです。
トイレに行きたい、疲労、ストレス、第三者では気づけないので自分で状況を把握して休息などをする必要があります。
これらを怠ることで膀胱炎になってしまい、味わわなくてもいい苦痛を味わうことになるので気をつけましょう。
仕事などでなかなかトイレに行けない人もいるかもしれませんが、我慢をすることで病気のリスクを高めてしまいます。
多少なら問題ないかもしれませんが、休憩時間まで時間がかかる場合はトイレに行きたいと勇気を出して言うのも膀胱炎の対策のひとつなのではないでしょうか。